
どうも、キヨです。本日はキャンプネタになります。
昨年様々なキャンプをしました。。コールマンのガスストーブフル稼働です。
事件が起きた
それは突然のできごとでした。
BOBO…BO…BOBO…BO…。
火、消えた…。そう、ガス欠です…。
こうなるとストーブはオブジェ化します。なにも役に立たない…。
そんなわけでホワイトガソリンを買いました!
ホワイトガソリン

これ、1L/¥1000…。高い。
世に出回るホワイトガソリンは、1Lか4Lもしくは200Lドラムです。4Lはキャンプの大きさではないし、200Lに至っては完全に個人向きではありません。
ということで代案を考えました。
レギュラーガソリン
ホワイトガソリンは高いですが、同じガソリンでもレギュラーガソリンならめちゃ安いです。1L/130円。
これをストーブに使用するわけです。
ここで気になるのはホワイトガソリンとの違い。一体なにが違うのでしょうか?
簡単に説明すると!
一番の違いはオクタン価です。オクタン価とは、ガソリンを内燃機に利用したときのノッキングのしやすさを表す数値です。
オクタン価が高いほどノッキングが起こりにくいです。ホワイトガソリンはオクタン価が低く、レギュラーガソリンは高くなっています。ちなみにハイオクはもっと高いです。
high オクタン = ハイオク
ガスストーブで使う場合、オクタン価はあまり関係ないのでレギュラーガソリンでも使用可能です。
ただし、いくつか注意点があります。
レギュラーガソリン使用上の注意点
煤がでます。
レギュラーガソリンはオクタン価を高めるため、どうしても不純物が混ざっています。これが燃えると煤(すす)として排出されます。
臭い
先ほど同様、不純物が混ざっているため臭いがでます。ただ、ガスストーブは直接物を焼かないため、あまり気にならないかも。
ジェネレーターに不具合
不純物を燃やすためジェネレーターにゴミが溜まります。これがジェネレーターやガスの通路につまったりします。
清掃で直りますが、いつか限界来るでしょう。
長期保存に向かない
レギュラーガソリンは腐ります。そのため、長期の保存には向かないです。
ポンピングが多めに必要
ホワイトガソリンはオクタン価が低いため空気の圧縮が少なめでも大丈夫ですが、オクタン価が高いレギュラーガソリンでは多くポンピングが必要です。
全ては工程の違いから
そもそもホワイトガソリンは、石油の最も純粋な部分を利用して作られます。一方レギュラーガソリンは、オクタン価をあげるため、添加材が多く入っています。
この添加材が燃えるため、ストーブで利用する場合の様々なデメリットとなってしまうわけです。
他の案は?
ごく少数ながら、レギュラーガソリン対応のストーブも売っています。デメリットが気になるのであれば、そちらを利用するのが良いでしょう。
まとめ
レギュラーガソリンは使用可能です。ただし、デメリットを考え使用するのが良いでしょう。
ただし、メーカーはホワイトガソリンを勧めています。使用は自己責任で!
ちなみにホワイト灯油なんてのもありますが、これは絶対に使ってはいけません。要注意!